ロト6

抽選結果

ロト6

レビュー

 3月3日のロト6。ひな祭りという行事の上、月と日が同数字であるが故、申込カードには意識的に「03」や「33」にマークを入れた方も多かったのではないかと思われる。

 3月3日にロト6の抽せんが行なわれたのは今回を含めまだ2回しかない。前回は2005年というから、もう6年も前のことになるが、この時の出目は、「05」「08」「17」「26」「36」「39」ボ「34」。残念ながら「03」や「33」の出目はなかった。

 今回は本数字に「33」が出現した。その結果、1等6口、3等は1,427口と普段の倍の当せん口数となった。1等は当然としても、3等の大多数が「33」を選んでいたに違いない。これに「02」ではなく「03」が出ていたなら、もっと当せん口数が増えていたかもしれない。

 3等が大量に出たときの出目には面白いデータがある。直近で1,400口以上出たのは第492回。この時はバランス出目の上、20回以上も出ていなかった「01」を待っていた結果だった。
 3等が2千口以上出たときはもっと凄い。第414回の出目は「01」「02」「04」「05」「09」と5個の1桁数字が出た。また、第301回は「04」「05」「06」と「09」「10」「11」の2組の3連続数字。さらに7月に行なわれた第146回では、「07」「17」「27」「37」と7が付く全ての数字が出ていた。この時の3等口数が最も多く2,362口という結果、5個も当てたのに当せん金は13万円と泣かせる話だった。

 このように3等が多く出るときは、その時々で特別に意味を持つ数字があるか、1桁台が占める割合が多いときに限られる。よく子供に選ばせると1桁台ばかりで6個が埋まってしまった、などという話を聞くが、無欲な子供に選ばせて当たりを狙おうとする人々が多いという事か。

 結果から先に述べてしまったが、今回のセット球は本命のEセットだった。新球では「07」がよく出ていて、「19」「24」「38」「40」が出にくい状況で、前回使用時は1等が12口も出ていた。今回の出目では「23」が同セットから連発した。

 気象条件。「低気温」「低湿度」「中気圧」になって、予測した「高気圧」をはずしてしまった。この条件に出る側で合致したのは「23」「26」と自己対比で「11」。条件に合わなかったのは「14」の気圧と「23」の湿度だった。

 出目全般としては、「26」が先週から連発、「11」が13回ぶりの出現で、そのほかは6回以内に出ていた数字。
 近似出目は第211回に「14」「23」「26」「33」の4個一致があり、この時は1等が1口のみという結果だった。