ロト6

抽選結果

ロト6

レビュー

 またしても宝くじの偽造事件が発生した。この手の事件は年に一度は聞くような気がするが、今年は神奈川の男性(70)で、昨年は長野の女性(67)だった。一昨年のtotoBIGは大阪の若い?夫婦だったが、同年のスクラッチは千葉の男性(56)、5年前のナンバーズは北海道の男性(51)と、totoBIGの件を除いてはいずれも高齢者による稚拙な犯行だった。

 今回の事件で男性は「生活が苦しく、せっかくなら1等に偽造しようと思った」という。定職に就けない若者もいる一方で、年金を満足に貰えない高齢者も多い。なんだか未来図を描けないでいるこの国の一端を見た気がしてならない。

 宝くじの偽造はある意味「お札」より難しいといわれる。ロト6の抽せん券を見ると、抽せん番号の下に24桁-6桁-11桁の数字あるいはアルファベットが記され、更にその下と裏面にはバーコードだ。この中には抽せん数字はもとより、抽せん回や販売店の情報などが入っている。当然一部は暗号化され、一般に解読は不可能だ。

 さて、抽せんの解読も不可能?いやいや、セット球と気象条件で解読してくれ!今回の立会人は女性の呰 真希(アザ・マキ)弁護士。いつもピンヒールでエロモードたっぷりだ。コールするセット球はSセットとかMセットとか言いそうだが、選んだのはFセットだった。Fって何の略?

 19回ぶりにしてやっと選ばれたFセット。新球では「27」が最も出ていて「21」「29」が低迷中。前回のFセット出目は「01」「04」「13」「25」「38」「43」ボ「11」で、「01」「13」が同セットで連発中。1等は5口も出ていた。

1個目は「04」・緑
 6回ぶりの出現。Fセットで連発するもまだ6回目で出にくい。
2個目は「22」・紫
 10回ぶりとややご無沙汰。これもFセット4回目と出にくい。
3個目は「12」・べ
 13回ぶりでご無沙汰。同セット10回目で出やすい数字。
4個目は「08」・紫
 前回から連発。Fセットでは11回目と「27」に次ぎよく出る。
5個目は「30」・紺
 なんと23回ぶり。全回数で最もよく出る数字でもFセットでは出にくく5回目。
6個目は「25」・緑
 「22」同様10回ぶり。Fセットで連発。今回で出やすくなった。
ボーナスは「43」・紫
 本数字9回待ち。Fセットでは本数字で8回出ている。

 気象条件は相変わらず「低気温」「低湿度」「高気圧」の冬型条件。この条件に出る側で合致したのは「08」「22」で、「08」は高気圧では最も出る数字になった。反対に最も合っていなかったのが夏によく出る「04」、次いで出にくいのが「25」とボ「43」だった。

 出目全般では、本数字がミニロト状態になるのは16回ぶりだが、こうなると各等級で当せん口数が一気に増える傾向になる。23回ぶりの「30」はトータルで103回目と、いまだ最も出ている数字だが、かつての「30」を知る者にはどこか期待感があった。また、この出目に4個一致した過去出目は3回もあった。

 ミニロト出目で1等は3口。それよりもこの出目で2等以下の当せん口数が爆発的に増えた。売上は月曜抽せんでもビックキャリーの影響で33億円弱と予想よりも多かった。景気回復の兆しすら見えぬ中、考えることは同じ。「皆めざといのう・・・」