ロト6

抽選結果

ロト6

レビュー

 ロト6が数字選択式宝くじの頂点に立っているのも今回が最後。明日からはその座をロト7に明け渡すことになるが、新しく始まるロト7は、単にロト6の当せん賞金を大きくしただけではなく、クジの性格や払戻し方法など、ロト6とはまた違ったやり方になる。

 まず、クジの概要はロト6と比べると完全に1等重視になり、2等以下は賞金と当せん確率のバランスからするとカス同然。これはロト6が各等級への配分を概ね20%台にしているのに対して、ロト7では1等にだけ30%近くを割り当てているためだ。また、ロト6の1口200円に対してロト7では300円というのも痛い。

 そして、あまり知られてはいないのが、ロト6とロト7の払戻し方法が若干異なる事だ。ロト6では5等が固定1,000円なので100円未満の切捨て金が発生しない。ところが、ロト7には固定賞金がないので、全等級に渡って100円未満の切捨て金が発生する。特に末等の切捨て金が莫大になり、ロト6が1回に数十万円の切捨てとなるところを、ロト7だと1千万円以上(理論値)の切捨てになってしまう。

 そこで、ロト7では限りなく上限の45%を還元させるため、100円未満の切捨て金はすべて1等の賞金に上乗せされることになった。これはロト6の切捨て金がすべて収益金に回ってしまい、賞金として還元されなかった事を考えれば進歩と言える。今後はロト6においても、切捨て金を1等に上乗せする方法に切り替えても良いのではないかと思う。たとえ少額であってもね。

 さて、ロト7発売4日目で売り上げが気になるロト6。今回のセット球は本命予想のIセットが選択された。新球(第2)では8回使用され、「08」「25」「32」が4回出現している。前回のIセット出目は「14」「21」「22」「32」「33」「41」ボ「09」で、「32」が連発中だ。

1個目は「07」・青
 18回ぶりとご無沙汰。Iセットでは初摘出だった。
2個目は「11」・赤
 8回ぶり。これもセットで初摘出。
3個目は「40」・紫
 9回ぶり。セットで2回目。全回数では100回目の大台に。
4個目は「23」・べ
 2回ぶり。これもセットで初摘出だった。
5個目は「13」・紺
 7回ぶり。セットでは4回目でトップの仲間入り。
6個目は「08」・緑
 2回ぶり。セットでは5回目で単独トップ。「07」「08」と連続。
ボーナスは「25」・赤
 本数字18回待ちと出ていない。セットでは本数字でよく出る。

 気象条件は、一気に暖かくなって「中気温」「中湿度」「中気圧」の条件に。この条件に完全合致したのは「40」とボーナス「25」。最も合わなかったのが「07」だった。今回の出目は「11」を除き、高い気温でよく出る数字で占めていた。また、中気圧で他を圧倒し続けている「08」は、その差をさらに広げた。

 出目全般では、「07」が18回ぶりのご無沙汰で、過去10回中6回も出現している「08」と連続数字を成した。今回は30番台が出ず、「40」がポツンと離れて出た出目。この出目に4個一致した過去出目はなかった。

 気になる売り上げは、週2回抽せん以降で初の20億円割れ。今年の平均からは4億円以上、最近でも2億円以上の売り上げ減で、その分は発売4日目のロト7に完全に持ってかれた。これだけ売り上げが落ちれば、もしや1等「該当なし」!?が、期待も虚しく1等は1口出てしまい、結局ロト7開始までキャリーする事はなかった。

 さあ、気を改めて明日は初の『ロト7』だ。第1回の記念にと1口だけ買ってみたが、まあ1等が出ることは無いだろう。逆にのっけから出てもらっても困るが...ロト7の結果については『ロト7☆ロト6 当たり屋ブログ』にでご報告、乞うご期待あれ!