ロト6

抽選結果

ロト6

レビュー

 ロト6やロト7には”キャリーオーバー”という大きな魅力がある。事実、キャリーした時には売り上げが確実にアップし、この時こそ1等に当たる事を皆が期待する。

 最も理想的なのは、”キャリーオーバーで1等への賞金総額が上限に達した後にそれを独り占めする”というのは言うまでもない。ただ、現在のロト6において”1等4億円”になるのは容易な事ではなく、特にロト7開始以降はそれが顕著となっている。

 ロト6の場合、すべての買い目が違ったとして、1等が出るのに必要な売り上げは12億円程あればよい。通常時でも16億円程度あるのに、キャリーともなれば20億円を超える時だってある。現実には買い目が相当ダブっているから1等までダブってしまい、結果として1等が複数口出てしまうのだ。キャリーで迎えた回に、見た目に平凡的な出目やバランス出目が出たりすると、1等が何口も出てしまうのがそれだ。

 ならば、”キャリー後に1等1口のみ”とするには、皆が選ばないような買い目で待ち、その時にその出目が出るのを期待するしかない。例えば、すでに連発した数字を敢えて選ぶとか、3連続・4連続数字にしてみるとか...でも、見た目で「そんな出目が出るわけない」と、結局選び直してしまうわけだ。

 さて、新春キャリーで迎えた今回、セット球は予想外のCセットが選択された。新球(第2)では17回使用され、「33」が6回出現している。前回のCセット出目は「06」「11」「15」「24」「27」「33」ボ「29」で、1等は5口も出ていた。

1個目は「09」・緑
 15回ぶりとご無沙汰。セットでは2回目の摘出。
2個目は「25」・紺
 9回ぶりの出現。これもセットでは2回目。
3個目は「24」・青
 年越し3連発。セットでも連発して4回目となる。
4個目は「10」・青
 3回ぶり。これで2組の連続に。セット3回目。
5個目は「02」・緑
 前回から連発。セットでは4回目の摘出。
6個目は「43」・べ
 7回ぶり。セットでは2回目の摘出だった。
ボーナスは「26」・紫
 本数字4回待ち。セットでは2回出ている。

 気象条件は「低気温」「低湿度」「中気圧」の条件に。この条件に合致したのは「10」「24」。特に「24」は「中気圧」で「18」と並んでトップになった。全般に出にくい「43」は、自己対比では出やすい条件だった。

 出目全般では、「02」が連発、「24」が年越しで3連発して、「09」「10」と「24」「25」の2組が連続数字になった。それに「43」が出たことで、全体的にはやや変則出目といったところか。また、この出目に4個一致した過去出目は第481回にあり、「02」「09」「24」「25」の4個が相当。この時は1等が7口も出ていた。

 キャリーを受け売り上げは20億円弱。この結果、1等は1口のみとなり、上限には達しなかったものの約3億円を見事に独り占めした。1回のキャリーだけでは、ほぼ理想的な結果であり上出来と言えよう。

 変則的な選び方か。今回はマークシートの2列目・4列目を無視、「09」「10」と「24」「25」をくっつけたのか。あ〜、次キャリーした時にはどんな買い目にするか?でも、それが出なきゃ意味ないし...