ロト6

抽選結果

ロト6

レビュー

 「万が一」という言葉がある。額面通りに受け取れば確率1万分の1で起こる出来事だ。ところが、この「万が一」という表現は、ふつう日常で起こり得る事を指して使う場合が多い。時には確率10分の1で起こる事象だってそう表現したりする。

 それは「万が一」で起こるかもしれない出来事を、それを言った本人が予想しているからだ。つまり想定の範囲内。だいたい言葉として伝えようとすると大袈裟になりがちだが、たまに「万万が一」なんて言ってしまうことも。数学的に直せば1億分の1なのだが、これは絶対に起こってほしくない出来事に使ったりする。

 宝くじの確率はどうか?これにも「万が一」と付くが、これは大袈裟なんかではなく、ロト6の1等なら正確に609万6454分の1。人が使う表現の幅なんてものはなく、いつだって正確無比にこの確率。だから当たらない、でも誰かに当たっているのも事実だ。次は俺?万が一にも。絶対に起こってほしい出来事なんだけどな〜。

 さて、雨足が強くなってきた今回、セット球は対抗予想のBセットが選択された。新球(第2)では19回使用され「07」が7回出現している。前回のBセット出目は「03」「07」「08」「26」「42」「43」ボ「11」で、1等1口だった。

1個目は「40」・紺
 3回ぶりの出現。セットでは4回目の摘出だ。
2個目は「27」・紫
 お〜、雨の「27」!やっぱり、てかホント?前回から連発。セットでは3回目。
3個目は「03」・緑
 3回ぶり。セットでは連発して6回目とよく出る。
4個目は「22」・黄
 7回ぶり。セットでは4回目の摘出。
5個目は「17」・緑
 10回ぶりとややご無沙汰。セットでは2回目。
6個目は「23」・べ
 5回ぶり。セットでは5回目で、「22」と連続に。
ボーナスは「35」・赤
 本数字4回待ち。セットでは本・ボ初摘出。

 気象条件は、雨で「中気温」「高湿度」「中気圧」の条件に。この条件に合致したのは「23」「40」。特に「40」は「中気温」でトップタイになった。この条件で意外に合わないのが「27」で、合ったのは「高湿度」のみだった。

 出目全般では、前回に続き30番台が出ず20番台3個の出目になった。20番台の中でも「27」が前回から連発。この数字は雨になるとよく出る印象だが、実は新球(第2)になってからはあまり出なくなってしまった。それでもトータルではダントツである。また、前回出目は過去出目に4個一致したのが4回もあったが、今回の出目に4個一致した過去出目はなかった。

 前回でキャリーを消化して通常回となった今回、売り上げは雨のせいもあって16億円台を割ってしまった。この結果、1等は1口出てキャリーならず。30番台が出なかったものの全体的にはバランス出目であった。

 ロト6の1等当せん確率をマジで「万が一」にするには、1回に少なくとも609口買わなきゃならんのか。え〜、1万分の1にするのに12万1800円も掛かるの?そんなに賭けても「万が一」ね。しかもその先は想定の範囲外。もうムリ!コツコツ買って夢を見てた方がよさそうだ。